マイホームを建てる時に考えたいこと
今話題の狭小住宅とは?
狭小住宅とは、敷地面積を狭くし、代わりに高層階にすることによって居住スペースを確保しているタイプの住宅のことです。
都市部では土地代が高いため、狭小住宅は購入費用が非常に抑えられるのが特徴です。
さらに、住宅建設において手間のかかる土台作りの工程も短く済むため、建設コストが抑えられ、トータルで非常に安価な価格でマイホームを建てることができるのです。
昨今では都市への過密化が進み、都市部に家を持ちたいという世帯が増えています。そのような世帯にとって、比較的安価な価格で購入できる狭小住宅は非常に魅力的なことから、多くの建設会社が狭小住宅を目玉商品として売り出しています。
もしマイホームのご購入を検討されているなら、是非とも狭小住宅についてチェックしておきたいところです。
狭小住宅のメリットとデメリット
狭小住宅は、その名の通り狭い土地の上に建っている物件ですので、居住スペースが狭く、その分を階を高くすることで補っているのが特徴です。
なので、低コストで建設できるというメリットがある代わりに、もちろんデメリットも存在します。
例えば、一つ一つの階は狭いわけですから、一つの階にリビング、キッチン、浴室、トイレなど生活に必要なすべての機能を持たせることは難しくなります。
そうなると、それらを階をまたいで設置することになりますが、料理をするキッチンと家族が食事をするリビングが離れていたりしたら不便ですよね。
また、子供部屋と夫婦の寝室の階が分かれていたりすると、すぐ子供の様子を見に行くことができず、ご両親からすると不安かもしれません。
そのような機能面の問題や、他にも収納スペースが不足しがちになる、という問題もあるでしょう。
このような問題を解決するのにはどうしたらよいのか、少し工夫する必要があります。